修繕積立金
しゅうぜんつみたてきん(不動産管理)
意味 将来の大規模修繕用の積立金
修繕積立金とは?
修繕積立金は、マンションなどの共同住宅で、将来の大規模修繕工事に備えて、各区分所有者が定期的に積み立てるお金です。建物の長期的な維持管理を計画的に行うために重要で、通常は管理費とは別に徴収されます。
修繕積立金の具体的な使い方
「このマンションの修繕積立金は月額1万円で、外壁塗装や屋上防水工事の費用に充てられます。」 マンションの維持管理費用について説明している場面です。定期的に積み立てる金額と、その使途を具体的に示すことで、入居検討者に長期的な費用負担を理解してもらっています。
修繕積立金に関するよくある質問
Q.修繕積立金の適正額は?
A.修繕積立金の適正額は建物の規模や築年数によって異なります。一般的な目安として、専有面積1㎡あたり月額200〜300円程度とされていますが、長期修繕計画に基づいて個別に設定するのが望ましいです。
Q.修繕積立金の使途は?
A.修繕積立金の主な使途:
1. 外壁塗装や防水工事
2. エレベーターの更新
3. 給排水管の取り替え
4. 屋上や階段室の補修
5. 共用部分の設備更新
ただし、日常的な修繕や清掃には使用せず、大規模な修繕工事に備えるものです。
Q.積立金が足りない場合は?
A.修繕積立金が不足する場合の対応:
1. 積立金の増額を管理組合で決議
2. 修繕工事の一部を先送りまたは分割実施
3. 不足分を一時金として徴収
4. 銀行からの借り入れを検討
早めに長期修繕計画を見直し、必要な積立額を再計算することが重要です。
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