敷地権
しきちけん(基礎知識)
意味 マンションの土地所有権
敷地権とは?
敷地権は、マンションの区分所有者が建物の敷地に対して持つ権利のことです。具体的には、マンションの専有部分(個々の住戸)の所有者が、建物の敷地に対して共有持分を持つ権利を指します。
敷地権の具体的な使い方
「このマンションは敷地権付きなので、将来的な建て替えの際も安心できますね。」 マンション購入時の利点を説明している場面です。敷地権があることで、建物の建て替え時に土地の権利が保証されることを示しています。
敷地権に関するよくある質問
Q.敷地権なしのマンションとは?
A.敷地権なしのマンションとは、建物の区分所有権はあるが、敷地に対する権利がないマンションのことです。このような場合、土地の所有者から建物の存続期間中、土地を借りている状態(借地権)となります。将来的に建て替えや土地の返還が必要になる可能性があるため、購入時には注意が必要です。
Q.敷地権の割合はどう決まりますか?
A.敷地権の割合(持分)は通常、各区分所有者の専有部分の床面積の割合に応じて決められます。例えば、自分の部屋が建物全体の専有部分の5%の面積だった場合、敷地権の持分も5%となります。ただし、管理規約等で異なる定めがある場合もあります。
Q.敷地権は売却できますか?
A.原則として、敷地権だけを単独で売却することはできません。敷地権は区分所有建物の専有部分と一体となっているため、専有部分(マンションの一室)を売却する際に、それに付随する形で敷地権も一緒に移転されます。
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